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直接プリキュアに関係無いけど、今日から始まった「DIGIMON BEATBREAK デジモンビートブレイク」って、「スタプリ」監督の宮元宏彰さんと「ドキプリ」シリーズ構成の山口亮太さんなのね。
気になるので、一応、感想カキコできるスレを作ってみたり。

第01話「感情の鼓動」視聴。
近未来SF、謎のエネルギー源を提唱しつつ、新基軸のデジモン設定で真っ向勝負しに来た少年マンガテイストは良かった。
構成の山口亮太さんと言えば、「ドキプリ」は勿論なのだけど、「Gガン」のローテや「メダロット(無印)」のシリーズ構成等で熱血の使いどころをよく心得ている書き手と思うので、今後の熱い展開に期待が高まるすべり出しだった。
それにしても、前作「ゴーストゲーム」の主人公とパートナーデジモンがダルイゼンとキュアスカーレットのコンビで仲間勢にキュアフローラいたと思えば、今作はナッツとキュアプリンセンスのコンビで仲間勢にやっぱりダルイゼンがいるというw
もしかすると、やはり仲間勢にご参加されている黒沢ともよさんは「ドキプリ」繋がりなのかしら?
こんな作品を「プリオケ」の真裏に当ててくるとは・・・何れにしても、楽しみなニチアサタイトルがまた増えてしまったな。
子供置いてけぼりの内容じゃ肝心の玩具売れないよね
ニチアサでもビートブレイクみたいく子供置いてけぼりな内容だと玩具の売上は大半が商業的にはイマイチだし
大たまごっち時代に、カッコいいお兄さん達が、社会の闇の悪のたまごっち結社の野望を打ち砕く!
往年のド定番ホビーアニメの文脈じゃん。どこが子供を置いて行ってるのか謎
商業的に見込みが無きゃ、こんなにシリーズ続かないのよw
文脈というよりそのアニメの作風によるものじゃ?
ビートブレイクばりに作風クソ暗かったタイムレンジャー、ゴーバスターズ辺りは作品人気は出ても売上沈んだし逆にその次のガオレンジャー、キョウリュウジャーは作風をわかりやすく子供向けにした結果、人気は勿論売上も持ち直したからね。
そりゃ、そもそも戦隊物みたいに幼児がメインターゲットじゃ無いだろうから
作風もそれに相応しいモノにするでしょ。
37298e5edaの「子供置いてけぼりな内容だと玩具の売上は大半が商業的にはイマイチ」というのは、恐らくデジモンシリーズ自体ではなく、ニチアサ作品の方では。
商業というのも玩具の売上の事言ってそうだし
山口さんでデジモンといえばセイバーズだけど小説版ドキプリの倉田はモロにこの作品の倉田だったね(最終形態のヌエって明らかにベルフェモンだし)
2025-10-06 17:04:28第02話「グローイングドーン」視聴。
第01話に続き作品世界の空気を感じさせつつ詳細設定を明らかにしてゆく要はチュートリアル回で、主人公も未だ戸惑いの中にあって、状況に翻弄されるままなのも仕方ない感じか。
その代わりに、前回仲良く?していた女の子が事件の被害に遭った理由と同様の兄の救済方法が動機付け(衝撃)として提示され、お話の方向性を示唆する形に終始・・・
まぁ、まぁまだ2話だからねw
ちょっとアメジオがリーダーのライジングボルテッカーズに拾われる主人公的なイメージがちらついたものの、こちらは、まだ集団としての行動目的があるのでマシに思えたかな。
ただ、周りが全部お膳立てしてくれる流れがリコのそれに近い気がしたのも本当で、大きなIPを背負っているタイトルだとそう云うものかと諦観もとい静観して、今後に期待してみるる。
それにしても、敵か味方か!?(どう考えても行動的には味方)のお約束は、やはり安心感があるな!

第03話「合わせ鏡」視聴。
今回でチュートリアルパートが終わり、第01話の事件にも一応の解決を提示して、主人公とパートナーデジモンにはバディ性の兆し。
その中にあって、主人公のマイナス感情に影響されたゲッコーモンの闇落ちモードが示唆されるお約束は、それ自体も一つのロマン(中二)なので嬉しい。
カッシュ博士が言う所の「シャイニングガンダムのスーパーモードはいかん」ってヤツなんだけど、やっぱり少年マンガの手法としては、目の前の不条理や脅威を覆す為に先ず強い力を安直に求めちゃうよねー的なw
「テイマーズ」で描かれた、デュークモンへ到達する前の分岐にて、主人公タカトの強烈な負の意志を受け取ったギルモン(メガログラウモン)が邪悪な究極体メギドラモンへ進化する流れは分かり易い。
ギルモンの出自は、タカトによる所謂"ぼくの作った・考えた"系のデジモンで、メギドラモンのその憎悪に満ちた攻撃的ルックスに自らのやらかしに愕然とするくだりが本当に良かったので、その辺り、ゲッコーモンにも通底していそうだから期待してしまう。
今作でも、その闇落ち、グッドだね!って・・・言いたい所。「ひろプリ」のダークスカイだって良かったじゃないw
第04話「ファミリー」視聴。
そりゃあ、黒沢ともよさんの演じるキャラがヒロインだよねと、今更ながら思ってみたり。
今作は、主人公とヒロインが15歳と16歳と云うアニメシリーズでも珍しい?高校生くらいの年齢設定(「セイバーズ」の大門大って、あれで14歳の中坊枠なのねw)だからか、衝突するだけじゃなくお互いの背景を考慮して折り合いを見せる様なクレバーさを鑑みるに、ターゲットの年齢層も高めなんだなと感じる。
ただ、ギスるだけの悪い空気で青春だよねみたいなアプローチよりは、こちらの方がよっぽど視聴していて楽しいと思う。エンタメなんだからね。
続編とは言え、年齢設定が高いだけで惨憺たる印象だった「tri.」の反省があるったりするのかしら?
クレバーさの意味で、主人公勢にそんな良い流れを促す(現時点での)リーダーは、司令塔ぶりからして頼りになるのだけど・・・
救済対象である主人公の(実の)兄貴は保護者位置であって、序盤の主人公を導き成長を促して軌道に乗せた後、退場が約束されている所謂"師匠・アニキキャラ"の典型的な存在なのよね。
ヒロインにリーダー役をさせたりと、早晩にいなくなってから、いかにも自立した主人公勢を阻む壁役等で復活しそうな雰囲気をもうビンビン感じるというかw
演じる阿座上洋平さんも、「バーンブレイバーン」のスミスとか「水星の魔女」のグエルなんて、ロボアニメなもののそれっぽい役の多い人だし。
チームが結束する通常エピソードの様で、色々と仕込まれていた回だった気がする。
ロボアニメと言えば、ナッツこと主人公役の入野自由さんも最近何かあった様な・・・
いや・・・「U」なんて無かった。従ってXも存在しない・・・良いね?
第05話「五分と五分」視聴。
杉田智和さんにはデジモンのイメージ無かったけど、前作の「ゴーストゲーム」にもご出演されていたか。
恐らく、サポタマに見立てたPC・スマホ等に代表されるネットに接続できる端末の有無、所持していても有用に扱えるかで格差が生じる現代の比喩とは思うものの、そこまで隔絶しちゃっているとさすがに行政も民間団体も動くと思うのだが・・・
もしかして、作中、サポタマを持っていないと国民に非ず的なイメージもあるから、リトル某的な移民問題の暗喩でもあるのかね。
やはり、対象年齢を高く設定しているからか、今作は色々とぶち込む作風なのかも知れないな。良くも悪くもにならなければ良いのだけど。
クリフハンガーでエピソードがまだ続いているから、現時点では、そんな感じかな。
サポタマの設定が未だよく分からないのだけど、国民保護省なんて政府からのやりとりがデフォルトの個人用デバイスらしいから、ディストピアあるあると云う解釈で良いのかな?(草加雅人調に)
第06話「親子の盃」視聴。
ゲッコーモンとパンダモンの兄弟仁義で、謎の生命体(今作に於ける)であるデジモンの主体性みたいなものを、主人公と視聴者に改めて見てもらおうと云う趣旨だったのかなと思う。
e-パルスが人間由来の謎エネルギー(今作に於けるw)であり、サポタマがそうである様に、そこから派生した?デジモンの燃料でもある事をパンダモンの吸血行為的な摂取方法で、加減さえするなら共存可能である事も併せて描かれた感じなのだけど・・・
主人公が、まだまだ傍観しがちで積極的なアプローチを打ち出せない、具体的には、ゲッコーモンへ意図的な助力をいまひとつできずに、不完全燃焼のまま事件の解決を迎えてしまう流れが気になった 。
グローイングドーンのリーダーがそろそろ退場しそうな匂わせをしていたので、本格的な始動は、それからなんだろうなとも思うものの。
国民保護省の内部犯行も描かれていて、行政が現実に対処しきれずもグダグダな感じでサポタマの供給を先行させているイメージも重なって、妙なリアリティを乗せる辺りは、やはり対象年齢の高さって事なんだろう。
それにしても今回、貝澤幸男さんがご参加されていて、これでもしかすると角銅博之さんもご参加となれば、年数が飛び飛びで連続していないにせよ、デジモンのアニメシリーズに一貫性が見て取れてちょっと嬉しかったり。
第07話「ニリンソウ」視聴。
今作デジモンの自我にクローズアップして、恐らくその対し方に拠る主人公勢と五行星(ひいては国民保護省)との対立構造が提示され、主人公勢リーダ退場の方向性が示唆された回と思う。
そうなると、終盤に主人公兄と同時に復活する予定と見たw
五行星は、四天王的な少年マンガのお約束で、残された主人公勢との絡みで当面のお話を回して行く基盤なのだろうけど・・・
やはり、その前提となる主人公の事件に対する踏み込みの浅さと言うか、未だにゲッコーモン任せな印象で、そもそもの勢いの弱さが気にかかる。
リーダーのキョウが弱っている事を踏まえ、主人公は、あれだけ考える時間を与えられながらもブラックガオガモンにあまり寄り添えず、結局キョウに全て背負わせる流れに、ん?と引っかからざるを得なかった。
あれかな、酷使させて退場を急いでいるのかな?w
次回は、クラスメイト絡みの事件らしいので、主人公に能動的な活躍をしてもらえると期待している。
それにしても、幼年期デジモンをあれだけ抱えているとなると、その内デジタルワールドへまとめて連れて行く(狙われて避難する)様な段階に至ると思うものの、今作は、その辺りの設定どうなるのかね。
デジモンの出自が本当にサポタマ由来なのか、若しくは、サポタマは触媒に過ぎませんでした的な豪快なテコ入れでデジタルワールド的な供給元の異界をでっち上げるのか、現世だけが舞台だと逃げ場が難しい気がするから、どうなるのか楽しみではある。
まさか、いくら対象年齢を高く設定していても、日曜日の朝っぱらから幼年期デジモンを全滅させる様な鬱展開なんてないだろうし・・・
いや、デジモンカイザーの前例があるので、本当の所は分からないが。
第08話「消エル教室」視聴。
前回の予告から期待した通り、主人公の能動的な行動から事件解決へと至るまでの流れを見せてもらえて、ここに来てようやくお話が動き出したと思った。
やはり、"主人公の視点こそが物語"の大原則があるので、主人公が足踏みをして蠢動に留まっているといつまで経っても視聴していてスッキリしない状態になってしまう。
その間、主人公を取り巻く環境はこうですよ、周りの人物はこんな感じですよといくら描かれても、肝心な主人公が自らの足(意志)で立ち上がった結果としての目撃でなければ、単に設定を羅列されている感じになっちゃうと言うか・・・
暫く、主人公のパートナーデジモンであり、主人公の特殊性(異能力と言っても良いのかしら?)を象徴させたゲッコーモンにその辺りを代替させていたのも分かるんだけど、そこは、なぎほの的なバディのあくまでも違うキャラどうしなので、素朴に偏りにしか見えなかったのが正直なところ。
とは言え、己の特殊性を逆手にとって有利な状況を自ら作って見せ、ゲッコーモンに勝利の道筋を示せた構成で主人公トモロウがしっかり立ったので、今回、そう云ったモヤモヤは払拭された気がする。
同時に、国民保護省と対立する明確な流れを示唆され、トモロウ自らの決断に拠って学校と云う括りからも飛び出る"旅立ち"のメタファーで、これからの転がり方に更なる期待感も生まれたと思う。
ぶっちゃけ、パンダ仁義の前後編2話使う前に、あっても良かったくらいのお話だったかなw
第09話「理想郷」視聴。
シャングリラ・エッグと云う選ばれた者のみが住まうも、その誰もがハイエンドブロックとやらのハイソ層を目指していて、失敗の許されないディストピアが今作(事件)の核にあると改めて明言された回だった。
その歪な環境から不幸になる人が多そうですよ的なお話だったと思うのだけど、やっぱりディストピア物は、そんな構造をぶっ壊す事が主題に多いからか今作もご多分に漏れずと言うか、ハッキングから派手なバトルといきなりやりたい放題で笑った。
しかも、そのバトル内容がうXこちんXんで、高年齢層向けと思っていたのにターゲット分んねぇなこれ状態というw
尤も、人やデジモンの意識を乗っ取るシェイドモンの凶悪性を緩和させる意味で、ギャグへ振り抜いたデジモンのチョイスな気もしたものの。
上層階級でいけ好かないイメージでも、トモロウらへの柔らかい対応で描かれていた人の様に金持ち喧嘩せずで善良な者も多そうだから、ディストピア構造をぶっ壊すにしてもその辺りの救済に繋がらないと主人公勢の正当性が立たないジレンマもあるし・・・
今の所、社会基盤にまで浸透しているサポタマが媒体のデジモンは、あまりにも人と係わりすぎていて、人間世界と無関係なデジタルワールド的な逃げ道もなさ気だしで、そんな難点をこの先どう転がすのか楽しみではある。
今回も、次回へ続くのクリフハンガーとは言え、デジモンの自我についても併せて、件のパンダ仁義の前にあって然るべきな要素に溢れていたと思ったな。
あの前後編(第5話、第6話)は、何だったんだろうw
第10話「本当の友達」視聴。
前回に引き続き、シャングリラ・エッグを正面から強行突破するわ、派手にドンパチするわ、構造物の壁をぶち抜くわで挙げ句にミラーワールドだ!とか言って異界のバトルフィールドへ移行と云う名の退避で、ここのセキュリティー大丈夫なのかね?といらぬ心配をしてみたりw
いくらAI任せとは言え、小型ドローンが飛んでくる等々、それなりの能動的な防衛機構とかありそうなものなんだけど・・・
結末的に、ロミ山田っぽい名前のハルコちゃん父が自業自得とは言えボコボコにされて責任を全部おっ被される模様なので、デジモン絡みならクリーナーって公的にもそれなりのポジションに認められている感じなのかしら?
それ故に、幼年期へ退行した多くのデジモンを匿っているのはヤバイんですよ的な示唆があったのかも知れないけれど。
それにしても、デジモンも人間も容赦なく乗っ取る能力と黒い白面の者的なルックス凶悪なシェイドモン、実は、パートナーのハルコちゃん大好きな良いヤツで笑ったな。
今回は、デジモンとの憑依合体に「大丈夫、今はふたりだから」の締めくくり、ハルコちゃんとシェイドモンの絵がとにかく強すぎるw
実父から(実は)忌み子扱いだったこれまでと併せて、「クリーナー山田ハルコ」で一本作れそうなくらいキャッチーだった。
敵勢に利用されて何度かぶつかる可能性も高いものの、十中八九、かつての強敵が仲間として戻ってくる要員であろうハルコちゃんとシェイドモンに期待してしまう。
パンダとは違うのだよ、パンダとはw

第11話「黒い感情」視聴。
やっぱり、デジモンで延々とギス展開されちゃうと、「tri.」の悪夢が甦ると言うかねw
恐らく、ゲッコーモンの立ち居振る舞いは幼い者が保護者等へ甘える"それ"として描かれているとは思うのだけど、そこを考慮してもそもそもカチンと来るキャラなのでトモロウも大変だなぁ的な視聴姿勢になるかな・・・
中の人が同じで似た様なムーブでも、「ハピチャ」のヒメと云う側があるだけで、どれ程のアドバンテージだったのかと云う話か!違う。
トモロウもトモロウで未熟とあってコミュニケーションが歪になるのは仕方ないにせよ、どうもサブタイにあるゲッコーモンの状態異常を引き起こす為に敢えてギスらせる筋立てしてます感が見えてしまうのも、ちょっと引っかかるポイントよね。
ただ、監督の宮元宏彰さんとシリーズ構成の山口亮太さんにはエンタメ性に信頼が持てるから、「tri.」の元作に対するリスペクトも何も無い奈落の底へ転げ落ちて行くアレにはならないであろうし、ここは溜め回と静観できるのも今作の強みかしら。
実の親に生むんじゃなかった的な事を言われた者だけが酷評をしなさい。ちなみに、言われたが。
それはそれとして、五行星の脅威描写だとしても、その辺を燃やし過ぎだろうw
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